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2週間ほど前から、やや円安に戻す傾向があっただけに、ここ数日の再び円高傾向への揺り戻しはツライところですね。
またもや80円台へ突入しかねない水準になってきましたよ。
昨日も、取引のあるミャンマー出身のバイヤーさんが来社され、色々と情報交換していたのですが、彼の出身国ミャンマーでは、自国通貨チャットがドルに対して安くなっているそうです(チャット安、ドル高)。
一方で、円はドルに対して高くなっているため(円高、ドル安)、ダブルパンチで商売が難しくなっているそうです。
え〜と、具体的な例で行くと・・・
ハンバーガーを輸出するとして、
日本で一個100円のハンバーガーは、1ドル=100円なら、一個1ドルですね。
仮に、1ドル=100チャットなら、ハンバーガー1個は100チャット。
これが、1ドル=90円の円高になり、1ドル=110円のチャット安になると、
日本で一個100円のハンバーガーは、一個1.11ドル。
チャットに換算すると、122.22チャットになってしまうんですね。
大きく値上がりした日本製ハンバーガーは、売れにくくなってしまう訳ですね。
・・・つまらない解説で誠に恐縮ですが、そんな訳で我々の取り扱う、中古工作機械や輸送機器、農機具、家電などの輸出向き中古品が売れにくく、売ろうと思えば価格を引き下げざるを得ない状況になるんです。
この円高という厄介なヤツは。
ちょっと話を飛躍させましょうかね。
ドルを介した取引をするとこんなことになると言う理屈は、お分かりいただけますね。
なんでドルを介した取引かと言うと、やっぱり世界の基軸通貨なんですね。
最近では、ドルに加えてユーロも基軸通貨として使用されているようですが、世界の基軸通貨になると言うことは、計り知れないメリットがあります。
極論すれば、基軸通貨を持つ国家は、紙切れを刷るだけで世界に散らばる富を自国に導入することが出来るんですね。
アメリカでは、ドルという紙切れを印刷して相手に渡すだけで、相手は食料などの必需品、原油などの資源、自動車などの製品をくれるわけですね。
一方、基軸通貨ではない円を印刷する日本では、せっせと汗水流して自動車を作り、紙切れのドルをアメリカ様から頂いて、その紙切れと食料・原油を交換して成り立っているわけです。
そんなわけで、みんな基軸通貨を持ちたいわけです。
EUの一番の目的は、まさにここにあるわけですね。
みんな仲良く暮らせる、戦争の無い平和な国を作るためと違いますよ。
他国から、紙切れで富を巻き上げるための武器作りですね。
鉄砲撃って、ドンパチやるのだけが戦いではない時代なんですねえ。
でも、基軸通貨を支える最大の後ろ盾は軍事力。
他国と殴り合いになって、アッサリ白旗あげる国では、何時本当の紙切れになるか分からない通貨ですので、誰も信用してくれません。
やはり、最終手段である暴力の強い国が信用されますから。
「ウチとヤル気か?皆殺しにするで?」という力も、基軸通貨を持つ、あるいはこれを目指すためには必要ですね。
ほら、日本の近くにも、そんな国があるじゃないですか。
どう対応するべきなんでしょうね。
まさか、本気で「友愛」とか「東アジア共同体」なんていってるわけじゃないですよね?
お願いしますよ・・・。総理。
風が吹けば吹き飛びそうな、小さな小さなスクラップ屋の親父の見解でした!
弊社は、銅や真鍮、ステンレスにアルミ・鉄といった素材や、エアコン・給湯器・電線などの再生金属資源、スクラップを、近畿・東海・北陸地方で買い取りしている、「日本人による法令遵守企業」です。
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