私の家庭は比較的皆早起きなので、6時には全員が起床していることがほとんどです。
ただ、小6の次男坊だけは学習塾からの帰りが遅いこともあり、ここのところ朝寝坊することが多いようです。
小学生でも、夜10時位まで勉強しているんですね。
これって、最近のことなんだろうか?
少なくとも私が子供のころは夜遅くまで勉強なんてしたことがなかった。
というより、学校以外で勉強した記憶がない…。
自分が小6のころを思い出してみると、確か火・木・土・日の週4日は少年野球で、水・金の週2回は空手を習っていたと記憶しています。
何もないのは月曜日だけで、月曜日は学校から帰るとカバンを家の中に放り込み、家の中には入らずに、そのまま遊びに出かけていた・・・。
大抵は、当時流行していたゲームセンターへ出かけたり、遠路繁華街まで出向いたりと、週に一日だけは悪ガキ仲間と当時の悪ガキらしい遊びをしていました。
当然、宿題なんぞやったことがない。
「お前、また宿題やってないのか?」と先生に注意されても、「うん!」と悪びれることなく答えていたような気がする。
もちろん、我々の世代でも全体の10%位の児童は、私立中学校を受験して入学して行ったと思います。
1クラス四十数名の中で、4〜5人は公立に進んでいなかったな。
ちなみに、現在私の子供が通学している小学校はローカルな地域なので、どうやら我々の時代と同程度の様子です。
・・・ということはウチの坊主、どうやらガリ勉君らしい(私の感覚では)。
信じられんな。
よりによって、自分の子供がそんな子供だなんて。
運動オンチで、バッティングセンターに行っても空振りばかり。
自転車でウィリーも出来ないし、ケンカして帰ってきたこともない・・・。
しかも、本気で私立の中学校を受験する気らしい。
「そんなに勉強ばかりしていたらロクな人間にならんぞ」と注意しても、「大丈夫。父ちゃんの息子だから、元々アタマおかしいから」と訳のわからないことを言う。
結構本気で、「なぜ、こんな子に育ったのか?」悩んでいます。
手のつけられない程の悪ガキのほうが、張り合いあるのになあ・・・。
そう言えば弊社重鎮のすずしげ君、彼は有名な「落ちこぼれ軍団」高校の卒業生なのですが、彼の子供も、某超有名国立大学への進学を目指して勉強しているそうな。
お互い、親が反面教師か?
こんなことを書きたくなったのも、朝寝坊しているボウズを叩き起こすと「おはよう」の挨拶代わりに、「あっ、父ちゃん。お小遣い頂戴!」ときたもんだ。
「コラ!クソガキ!『おはよう』が先だろ!」と注意しても、「おはよう!お小遣い頂戴!」と返してきます。
我が家の小遣いは、一ヶ月に千円。
ガキが金を持ってもロクなことが無い。働きもしないのに、金が貰えると思うな! との伝統的(?)な教育方針です。
お金の大切さを学び、質素倹約が身に付くだろうとの親心なんですが、クソボウズの奴、小遣いを使うことも無く、たんまりと貯金してやがるんです。
お年玉なんかも含めて、多分5万円以上は持っていると思います。
時々、ニタニタしながら貯金の計算をしているようで、嫁からは「こわい」と苦情が来る始末です。
中々、こちらの思惑通りには事が運ばないようで。
子育てって、本当に難しいですねえ。