2012年10月16日

中古自転車の話

過去数回分のブログ記事を、少々アルコールが回った状態で読み直してみたのですが、何かややこしいことを書いてますわ。

まあ、難しい問題を取り扱っているのだからしょうがない一面もありますが、あんまり細かいことを書くのもねえ・・・。

私は吹けば飛ぶような小さなスクラップ屋のオッサンですので、「オンドレ!コラ!」と分かりやすく書くのが良いのかもしれません。


今日は堅いことを書かずに、身近なことを書きましょう。


弊社は日本人による輸出向き中古品や再生金属資源を扱う業者としては珍しく、未だに中古自転車を取り扱っております。

中古自転車というのは広大な保管用地を必要とし、またコンテナ詰め等の際には人海戦術で多大な労力を必要とします。

その割には薄利ですので、まともな(?)業者は敬遠するのがトレンドかと思います。


一言で言えば、「面倒くさいし場所を取るし、アホらしくてやってられない」仕事です・・・。


にもかかわらず、何で弊社がそんなことをやっているんでしょうねえ?

理由は自分でもよく分からない・・・。


ただ、数年前に資源価格が暴落してどうにもならなかったときに、自転車で食い繋いでいた記憶が染み付いているのは確かだと思います。

あの時、中古自転車を扱っていなかったら、ヘタっていたかも知れません。


その感謝の気持ちと、ささやかなリスクヘッジを兼ねて、未だに中古自転車を扱っているのでしょう。


中古自転車は、低位安定した商材なのですが、それでも多少の相場変動は存在します。

昨年ぐらいから、「ママチャリ」と呼ばれるハンドルがカーブしたタイプの自転車の人気が安定していたのですが、ここ最近は非常に売りにくくなっています。

主要販売先の某国で、在庫が山積みになって相場を押し下げているようですね〜。


二年ほど前かな?

ハンドルがまっすぐなシティサイクルタイプ(いわゆるストレート)が急激に売りにくくなったのも、主要販売先の某国で在庫が山積みになったことが原因だったと記憶しています。


需要と供給のバランスが崩れると、中古自転車でさえ(?)大きな影響を受けるのです。


2012年10月15日現在で、ママチャリ1台600円、ストレート1台400円で買い取りしています。

なお、中古自転車は持ち込み限定です。

4トン車に満載しても60〜70台しか積めないので、引き取りで単価計算をすると、運賃でほぼ買い取り価格が消えてしまいますからね〜。


1台とか2台単位の自転車を、「タダで良いから引き取りに来てほしい」という依頼を受けるのですが、スクラップにしかならない自転車が多いことを考慮すると、燃料代にもならないことが多いんですわ。

ただし、他の中古商品や金属スクラップを引き取りに行った際、余ったスペースについでに自転車を積むのなら全く問題ありませんので、そんな場合はお気軽に声をかけて下さいね〜。

あまり無理をして、自転車を扱うのが嫌になってもいけませんので、細々と取り扱わせていただくつもりです。

決して高価な中古商品ではありませんが、「中古自転車という手もある」と、たまには思い出してみてくださいね。


posted by デラざっぴん at 00:00| 愛知 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月15日

金属スクラップ関係の状況を愚痴

金属スクラップ関係の状況を愚痴ってみたいと思います。

弊社の区分けでいうと、「鉄・非鉄金属スクラップ」と「電線スクラップ」に該当します。
まず、目先の状況からですが、特に「鉄スクラップ」の価格水準が芳しくありません。

たとえば、10月11日に関東で実施された鉄スクラップ輸出入札の平均落札価格(H2)は、FASトン2万2641円と、9月11日実施分より3291円安だったようで、2009年4月の2万1636円以来となる安値です。
トン2万2641円ということは、キロ換算で22円64銭です。

岸壁で鉄スクラップを引き渡しても、キロ22円が売値。

岸壁での引き渡しに至るまでの販売諸経費を考慮すると、我々のようなヤード運営者にとっては、14〜15円/kgが原価じゃないでしょうか?

持ち込みのお客様であっても、買い取り業務自体で多少は経費(たとえば土地代や重機の燃料代など)を要します。
原価からさらに数円引いた金額が、買い取り価格の適正水準といえるのでしょう・・・。

また、排出者であるお客さんの下へ引き取りに行くとなると、キロあたり10円以上の諸経費を見込まなければなりません。
キロ10円の諸経費を見込んだとして、鉄を2トントラックに満載しても粗利益は2万円。
これを一日2往復したら、粗利益は4万円。

トラック、燃料、土地、重機はもちろん、他の間接経費も使って4万円の粗利ですので、これ位の粗利でようやくスタッフの人件費+諸経費が賄われる水準です。

実勢での取り引き・買い取り価格を見ていると、皆相当な無理をしているのが現実ですね。

鉄スクラップに関しては、持ち込みで10円/kg程度、引き取りならゼロ円引き取りくらいでないと、まともな商売とは言えないのが本当のところではないでしょうか。


雑品についても、例えば普通雑品などは鉄スクラップと価格水準は同程度なため、同じように利益を生み出すことが困難になっていますねえ・・・。

間接経費を考慮すると、「その価格で買い取りしていては、実質赤字でしょ?」というケースも多く見られます。

いわゆる工業雑品についても、今は品質が問われる時代かと思います。

それなりの品質のものでなければ、仕分けの工程の中で多くのダストが発生してしまって差損が発生しかねませんし、非鉄比率が少ないものなどが混入していると、全体の品質を大きく落としてしまいます。


何より心配なのは、特上雑品ですねえ。

「特上雑品」って、意味分かりますか?

雑品、すなわちミックスメタルの中で、銅やアルミなどの非鉄割合が大きく、外用の機器と内用の機器が、皮付き銅パイプで結ばれているアレですわ。

流れによっては、グローバルなリサイクルフローが完全にストップしても不思議ではないと思います。
大きな力による「さじ加減」によっては、息の根を止めるのはさして難しいことではありません。

例えば、すべての特上雑品に対して、家庭用でなく業務用であることを証明するように義務付けたり、ガス抜き済みであることの再確認義務が発生したりすれば、事実上グローバルなリサイクルフローを止められたも同然です。

こんな嫌がらせみたいなことを実行しても、結局高い費用を支払う流れにはならないのにねえ・・・。

恐らく特上雑品というカテゴリーが消えて、工業雑品という扱いで結局同じ流れに乗るのか、または一昔前に戻って自社解体になるんでしょう。

余分なエネルギーを使うだけで、誰も得する人はいない。
結局、市場原理に逆らうような動きは無駄だということです。

まあしかし、特上雑品に対するリスクが高いという認識は必要かと思います。
「大丈夫だろう」が現実になることを願っておりますが、仮に不安が的中するような事態になっても慌てる事がないようにしないといけませんね。

posted by デラざっぴん at 05:50| 愛知 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月09日

10月9日

長かった営業日ベースでの三連休もあけ、今日から通常営業スタートです。

金融機関はもちろんのこと、世間では多くの企業が休業となりますので、仕事の段取りとしては良くない。

今週は、関西でのアポイントや所用が集中している(正確には「させている」)ので、名古屋へは戻れないと思います。

全国どこへでも、時には海外にも出没する私ですが、一ヶ月のうち三分の一程度の時間は、現場以外の業務に時間を取られます。

今週は・・・

9日(今日)は、税理士との打ち合わせと資料作成で、

10日は、新規取引先への営業で、

11日は、金融機関二件とのアポイントで、

12日は、広告代理店との打ち合わせ・・・

こんな感じですかね。


空いた時間はパソコンを触っているか、電話しているかのどちらかです。

精神衛生上はトラックのハンドルを握っている、あるいは荷物の積み込みでもしている方がよろしいです。

そうでないと、仕事をしている気分にならないのが正直なところ。

「オレって仕事してるのかなあ?」と自問自答するのですが、正直よく分からん。

会社組織全体が円滑に回るためであったり、仕事を頂けるように準備したりするような、裏方の仕事が多いので、充実感に乏しいんですね。

トラックに乗って荷物を集め、「ふ〜。今日は○万円分の仕事をしたな」という方が充実感がある・・・と思う。


ん?何か朝から愚痴っぽい内容になってきたな。

ああ、今から面倒くさい事務仕事がスタートするんで、少々気分が晴れないんだな〜。


話を変えましょう。


某雑誌で、「秘書が見抜く信用してはいけない人の特徴」という記事が出ていました。

中々興味深い内容だったので、ご紹介しますね。


まず、見抜き方というか、ノウハウについては大きく次の3つに分かれるようです。

(1)企業トップや政治家に面談を求めてきた人について事前調査をする。
(2)電話の音声、服装、態度、名刺など、外見的な特徴から判断する。
(3)社会的コンテクスト(文脈・状況)から判断する。

(1)に関しては、中小企業の秘書であればインターネットで、大企業の場合は外部の調査会社や、社内の関連部署から情報を集めるようです。


(2)と(3)に関しては、次のような点に注意して信用できない人を見分けているようで。

□ 営業トーク風に、調子よく話す
□ いいことしか言わない
□ ホメ方がおおげさ
□ やたらとニコニコする
□ よくしゃべる
□ 自慢話が多い
□ 他社の悪口を言う
□ 損得に敏感
□ 企業トップや有力な人との親密な関係を強調する。
  たとえば「おたくの社長とは古い付き合いでね」など
□ 初対面にもかかわらずため口をきく
□ 名刺の肩書がやたらとおおげさ
□ 名刺の名前が、太字で行書体など、派手な感じ
□ すぐにトップに会わせるように要求する
□ 対人距離の取り方が普通の人と違っている
  (たいていは親しさを強調するために、近づこうとする)
□ 部屋への入り方が、ずかずかと無遠慮な感じ
□ 電話で早口で話す
□ 電話で話をするとき、決まり文句が多く、何か文章を読み上げている感じがある
□ 電話でも、対面でも、話に具体性が乏しい
□ 笑うとき、目が笑っていない
□ 人によって態度を変える
  (たとえば、同行した部下には偉そうな態度をとり、面談相手には卑屈な態度をとる)
□ 電話で話をしているとき、相手の周囲でたくさんの人が電話をかけている声が聞こえる
  (セールスの電話が多い)
□ 履いている靴が汚れている
  (乱れた生活をしていると身なりが荒れる。靴が汚れている場合、かなりの確率で精神的にも追い込まれた状態にある)


いかがですか?

こんな点に注意して、相手は見ているようですよ。

思い当たるフシのある方は、注意したほうが良いかもしれません。


私自身にも人を見抜くための方法というか、独自のやり方があるのですが、上の例の半分くらいは同じですね。

我々の業界の中で特に気を付けたほうが良いのは、「 笑うとき、目が笑っていない」という項目かな?

そんな人がすごく多いんで。


今日はこんな小ネタで終了です。
posted by デラざっぴん at 08:08| 愛知 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月05日

子育ての難しさを実感

本日は関西方面で訪問のアポイントがあるため、6時前に一旦自宅へ立ち寄る。

私の家庭は比較的皆早起きなので、6時には全員が起床していることがほとんどです。

ただ、小6の次男坊だけは学習塾からの帰りが遅いこともあり、ここのところ朝寝坊することが多いようです。


小学生でも、夜10時位まで勉強しているんですね。

これって、最近のことなんだろうか?


少なくとも私が子供のころは夜遅くまで勉強なんてしたことがなかった。

というより、学校以外で勉強した記憶がない…。


自分が小6のころを思い出してみると、確か火・木・土・日の週4日は少年野球で、水・金の週2回は空手を習っていたと記憶しています。

何もないのは月曜日だけで、月曜日は学校から帰るとカバンを家の中に放り込み、家の中には入らずに、そのまま遊びに出かけていた・・・。

大抵は、当時流行していたゲームセンターへ出かけたり、遠路繁華街まで出向いたりと、週に一日だけは悪ガキ仲間と当時の悪ガキらしい遊びをしていました。

当然、宿題なんぞやったことがない。

「お前、また宿題やってないのか?」と先生に注意されても、「うん!」と悪びれることなく答えていたような気がする。


もちろん、我々の世代でも全体の10%位の児童は、私立中学校を受験して入学して行ったと思います。

1クラス四十数名の中で、4〜5人は公立に進んでいなかったな。

ちなみに、現在私の子供が通学している小学校はローカルな地域なので、どうやら我々の時代と同程度の様子です。


・・・ということはウチの坊主、どうやらガリ勉君らしい(私の感覚では)。

信じられんな。

よりによって、自分の子供がそんな子供だなんて。


運動オンチで、バッティングセンターに行っても空振りばかり。

自転車でウィリーも出来ないし、ケンカして帰ってきたこともない・・・。


しかも、本気で私立の中学校を受験する気らしい。

「そんなに勉強ばかりしていたらロクな人間にならんぞ」と注意しても、「大丈夫。父ちゃんの息子だから、元々アタマおかしいから」と訳のわからないことを言う。


結構本気で、「なぜ、こんな子に育ったのか?」悩んでいます。

手のつけられない程の悪ガキのほうが、張り合いあるのになあ・・・。


そう言えば弊社重鎮のすずしげ君、彼は有名な「落ちこぼれ軍団」高校の卒業生なのですが、彼の子供も、某超有名国立大学への進学を目指して勉強しているそうな。

お互い、親が反面教師か?


こんなことを書きたくなったのも、朝寝坊しているボウズを叩き起こすと「おはよう」の挨拶代わりに、「あっ、父ちゃん。お小遣い頂戴!」ときたもんだ。

「コラ!クソガキ!『おはよう』が先だろ!」と注意しても、「おはよう!お小遣い頂戴!」と返してきます。

我が家の小遣いは、一ヶ月に千円。

ガキが金を持ってもロクなことが無い。働きもしないのに、金が貰えると思うな! との伝統的(?)な教育方針です。

お金の大切さを学び、質素倹約が身に付くだろうとの親心なんですが、クソボウズの奴、小遣いを使うことも無く、たんまりと貯金してやがるんです。

お年玉なんかも含めて、多分5万円以上は持っていると思います。

時々、ニタニタしながら貯金の計算をしているようで、嫁からは「こわい」と苦情が来る始末です。


中々、こちらの思惑通りには事が運ばないようで。

子育てって、本当に難しいですねえ。

posted by デラざっぴん at 07:36| 愛知 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月04日

同業者との会話

昨日はインパクト(?)のある話をお伺いする機会が重なりました。

まず、馴染みのお客さんからの話なのですが、弊社も位置する愛知県西部地方の同業者各位、どこも大変だという景気の悪い話です…。

そりゃあ社会全体が不景気のご時勢ですから、我々の業界だって例外でないことは間違いない。

でも、屑屋お拾いの類である我々が食って行けないほどの状況は、相当深刻な状況ですね。

もちろん当社を含めての話ですが、これまで以上に収益構造の転換を進めて行かないと、生き残って行けない予感。

特色ある会社作りを進めて行かないといけないな〜と、再認識した次第です。


さて、次は対自治体の話です。

とある同業者のヤードが、行政による指導を受けているそうで。


行政の担当者曰く、

・ヤードに置いてある物は、全て廃棄物

・全ての商品は屋内保管しろ

などという指導(?)を受けて困っておられるようです。

まず、「ヤードに置いてある物は全て廃棄物」という点ですが、鉄くずやアルミくずなども含めて指摘されているそうで、たとえば鉄にペンキが付いていたら、それは廃棄物という論理らしい。


皆さん、このような指導に遭遇した際、どう考え、どう対処されますか?


まず、行政の指導は間違ってはいない…と考えます。

くず鉄であれ、古紙であれ、広い意味での廃棄物に違いは無い。

そういう意味では、我々のようなスクラップ取扱業者に保管してあるものは、全て広義の廃棄物ですね。


ここで、「専ら物」という概念が登場します。

専ら物、もっぱら物(モッパラブツ)とは、廃棄物処理法上、廃棄物に該当するが、「専ら再生利用の目的となる廃棄物」というものです。

この問題、詳しく書くと時間がナンボあっても足りませんので相当に要約しますが、産業廃棄物の1.古紙、2.くず鉄(古銅等を含む)、3.あきびん類、4.古繊維の4種類が専ら物に該当するということになっている。

で、専ら物を専門に扱う場合は、産業廃棄物処分業(収集運搬業、処理業)の許可が不要…等々の特例が定められているわけです。


勘違いしていけないのは、これは錦の御旗では無いということ。

例えば、専ら物としての「くず鉄(古銅等を含む)」と言う表現です。

我々としては、「これは再生金属資源のことを指している。アルミやステンはもちろん、雑品なんかも再生金属資源だから専ら物だ」という考え方があるわけですが、そのような解釈を行わない考え方もあるわけです。

法令の解釈の仕方によって、様々な受け止め方ができるような規定になっている以上、各自治体の判断に委ねられるというのが、判例を含めて現在の主流であると考えられます。

専ら物業者だから、廃棄物許可は要らないんじゃ!とか、何をやってもいいんだ!みたいなノリでいると、痛い目にあいます。

ここは、各自治体とゆっくり話し合うことにより、解決を模索して行かなければいけません。


個人的には縁あって、「一般社団法人 循環型社会推進協会」の専務理事に先日就任したばかりです。

おそらく、各市町村から様々な指導を受ける会員同業者も出てくることが予想されますので、これらの対策にも取り組まないといけないな〜と考えています。


団体には関係の無いことですが、私には私なりのポリシー・スタイルがあります。

根幹には、「日本国の豊かな自然と環境を害する行為は決して許されない」という考えがあります。

ただし、例えば「牛乳の紙パックをリサイクル」なんて考え方は、逆に資源・エネルギーの無駄だと考えていますし、環境原理主義みたいな考え方とは真っ向から対立します。


人間というのは、生きていること自体が環境破壊の元凶みたいな存在だと考えています。

一定の経済原理の下でしか、環境を保全することはできないのが現実ですね。

資源リサイクルのためとはいえ、化石燃料を焚いてスクラップを集め、その他にも多大なエネルギーを消費して再生資源を作り上げることを生業としているわけですから、消費する人を含めて、皆であの世に行ったほうが、よっぽど環境にプラスですよ…。

とは言え、生きることが我々の本能ですから、自然と環境への負荷を最小限に留めるよう、生きて行くしかない。

「今日食べる分の魚であったり果実であったりの自然の恵みを頂いても、余分には取らない」という感じの認識で、私はスクラップ屋としての事業を進めているつもりです。

今日の食事にありつけない者に「環境を守れ」なんてことを言っても全くの無駄。

このような考え方は、日本社会で一定のコンセンサスを得ているとも考えています。


行政には、「必要以上の自然の恵みを取る者」や「自然の恵みを独占して、不当に利益を上げようとする者」などを排除する社会正義は実現して欲しいし、一方で自分が食べるための魚釣りをしている人間を取り締まるような愚行は勘弁して欲しいなと願っています。

まあ、昨日お会いした某同業者氏!読んでるかどうか知らないけど頑張ってね。

あまり参考にはならないだろうけど、今からちょうど2年前に環境省が出した通達の話をブログに書いていましたので、そのページも載せておきます。

多少は関係があると思います。

http://derazappin.seesaa.net/article/173716588.html
posted by デラざっぴん at 07:57| 愛知 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月02日

本日大阪から名古屋へ移動

昨日10月1日、銅建値はトン69万円→68万円へと1万円/t引き下げられました。

LME(ロンドン金属取引所)のほうは、日本時間1日夜間に欧米市場で上昇し、日本時間2日6時時点で$3.7514/1b。

為替が$1=\78計算で\645/kgほどが換算値となりますので、国内銅建値は69万円程度の水準が適当かと思われます。

ここしばらく、LME相場よりも国内銅建値がやや上回る日が続いたから、しびれを切らせて日鉱も建値を下げてきたのか?

日本国内の銅建値はJX日鉱さんがプライスリーダーだから、「好きにしてくれ」としか言いようが無いですが。

明日(日本時間今夜)、もうチョイ上げたら建値は69万円に戻るかも知れませんね〜。

このあたりは神のみぞ知る。

ところで皆さん、台風による被害はありませんでしたか?

実は私、台風通過の当日は大阪と京都の県境(正確には府境)にある自宅にいたのですが、今回の台風による強風は、過去最大級でしたわ。

台風による被害って、それほど距離が離れていなくとも、被害に結構差があるものですが、今回はやられましたね〜。

自宅の植木2本(一部)が強風で圧し折られたのをはじめ、大量の小枝や葉が散乱し、後片付けに難儀しました。

現在、借家一戸建て住まい2年生ですが、庭木の手入れや草引きなど、一戸建てって面倒が多すぎる!

やっぱりズボラな私はマンションが良いな・・・。

植木を全部会社備え付けのチェーンソーで切り倒し、庭に生コン流したろか?

そんな誘惑に駆られながら、月曜日の時間を無駄にして、台風の後片付けに追われました。

さあ、さっさと名古屋へ戻ろうっと。

posted by デラざっぴん at 07:03| 愛知 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月01日

10月スタートです

今日は教養(?)の時間ですよ〜。

宜しければお付き合いください。


中国東北部で発生した殺人事件について、以下簡単に流れをまとめています。

事件の流れについては、ゆっくりと頭の中でイメージしながら読んでみてください。



1. 6月に旅行中の日本人技師と旅館経営者の2名が、中国兵に射殺されるという事件が発生した。

2. 7月末になって日本側は殺害の事実を把握して外交交渉を開始。

3. 8月に日本で殺害の事実が報道される。

4. 中国側は事件の責任を認めることに消極的で、報道の中には「事実無根」というものもあった。

5. 日本政府は国際協調路線を重視した解決を模索したが、国民の間では「弱腰外交」と批判され、対中強硬論が台頭する。




事件の経緯をお読みいただいて、「なんでそんな流れになるの?」という、違和感は無いかと思います。

「そりゃあ、さすがに国民も怒るよなあ」と感じる方が多数派なのではないかと推測します。

私だってこんな事件を聞いたら、「ええ加減にせいよ!中国め!」と感じることでしょう。



実はこの事件、今年の6月に発生した事件でなく、事件が起きたのは1931年のお話なのです。

最終的にはいわゆる日中戦争にまで至る、日本と中華民国の間で発生した紛争・戦争状態の大きな契機になった事件です。



まず、頭の中を整理しましょう。

1931年から1945年までの間、日本と中国は継続して紛争・戦争状態にあった訳ではありません。

満州事変→終結→第一次上海事変→終結→支那事変→大東亜戦争のように、紛争を繰り返した末に、戦争状態に突入したと理解するのが正しい。


詳しく書くとエライことになるので省きますが、十四年にわたる不継続な日中間の紛争、戦争の最初は「満州事変」です。

そして、満州事変の契機になった事件は、最近の中国での反日デモでお聞きになったであろう「柳条湖事件(りゅうじょうこじけん)」です。

柳条湖事件とは、1931年9月18日に関東軍の謀略によって起こった、満州事変の発端となる鉄道爆破事件です。


そして、柳条湖事件の契機になった出来事の一つが、冒頭の殺害事件です。

世論は中国側の非道を糾弾し、対中強硬論が一挙に強まって、日中関係が緊迫していたという訳ですな。


もちろんこれ以外にも様々な要因があったわけですが、国家間の紛争には世論の後押しがなければなりません。

対中強硬論形成にあたって、最大の契機になったのが冒頭の殺人事件だったと考えています。



ちなみに、冒頭の事件は「中村大尉事件」と呼ばれます。

「大尉」というところで疑問が出ると思いますが、事件には様々なウラがあります。


まず、「1.」の殺害された技師というのが、実は参謀本部の現役将校だった。

対ソ戦に備えた情報収集のために、旅行者に偽装して情報収集していたわけです。



「2.」の外交交渉ですが、中国当局には身分を偽っての偵察行為はスパイ活動であり、射殺されて当然という思いがあった。

日本側には、対ソ戦の情報収集をしている現役将校を射殺するとは何事か!という思いがあった。



「3.」以降は…「マスコミ」の問題ですわ。

世論形成にあたって、マスコミの果たす役割は今も昔も大きい。

日中間に、ボタンの掛け違えがあることが正確に報道されていなかったようですね。

ソ連に備えなければならなかった日本の事情と、中国の面子の問題を国家間で冷静に処理しなければならないわけですが、マスコミが煽ると収拾がつかなくなる。

特に新聞とラジオ位しか情報収集手段の無い状態においては、マスコミの役割と責任は極めて大きい。

現在はインターネットがありますが、あまりに情報が氾濫しすぎて何が真実なのかを読み解くのは難しいし、中国のように国家権力によって情報統制されていては、意味が無くなってしまう。


これ以上書くと、こちらの収拾がつかなくなるので止めておこう。

勝手にまとめると、


1.今も昔も、人間の考えること、行動に大差は無い。

2.歴史は先人の知恵と教訓の宝庫

ということが見えてくると思います。


別に歴史の勉強をするためにこんなことを書いたんじゃなくて、大局観を持って自分と会社を見つめようと考えていまして。

何ていうかな?

二次元の世界から会社の先行きを見ようとするのでなく、立体的に上から先行きの流れを見通したような判断を下して行きたいと思っています。

後々、「よく考えればこうだったな」とか「こうするべきだった」という後悔の無いよう、経営を勉強するために歴史を勉強しているというのが正確ですね。


とにかく、新しい月が始まりましたので、また全力で立ち向かうしかありませんね〜。


posted by デラざっぴん at 07:53| 愛知 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月25日

今朝はプチ出張中

今朝は北陸方面へ出張買い取りに出動しています。

距離にして200km強ですので、出張という程の距離ではありません。


今朝というか、昨夜は1時過ぎに目が覚めてしまい、その後の寝付きが悪かったためにそのまま出発。

どうせ高速の深夜割引を狙って、3時頃には起きるつもりでしたので、似たようなもんだ。

途中、時間調整を兼ねて、世界遺産で有名な白川郷で仮眠。

もうすでに寒すぎましたわ。

気温8℃だって…。

エンジンを回して暖房をかけるのももったいないので、そこは我慢。

貧乏性は死ぬまで治りません。


で、現在は時間の再調整中。


今日の夕方までに名古屋に戻り、明日午前中には大阪港に入る予定です。

貧乏暇無し…。
posted by デラざっぴん at 08:25| 愛知 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月24日

明後日で運転免許失効!

コツコツとホームページに手を加える事を、最近の日課としております。

素人である私があまり手を加えすぎると、おそらくゴチャゴチャして逆効果になるのだということも悟りました。

今は、手を加えすぎないように注意しながら、有益な情報を発信することと、多くの方に見てもらえるよう地味な作業を繰り返しております。


さて、当ブログをお読みいただいているようなコアな皆様にお知らせ。

トップページに「記事一覧」という場所があります。

これまでもページ下部に存在したのですが、昨日ページの上のほうに移動させておきました。

この「記事一覧」、今まで何となく使用していたスペースですが、商品情報を発信する場として活用することにしました。

今のところ、商品価格表に記載されていないような、「時価」の商品を買い取り価格を例示しながら説明するような形をとっています。(と言っても、まだ一週間ですが・・・)

「時価」の商品とは、農機具(耕うん機・トラクターなど)や、基板・貴金属メッキものに多いのですが、「現物を見てみないと価値がわからない」商品ですね。


よく考えてみれば、一日一品くらいは「時価」のスクラップや中古品が発生していると思います。

弊社の場合、表立った価格表で高価・ギリギリの価格を記載することは避けております(業界に迷惑をかけないために)ので、高値取引を行ったケースなども紹介しても良いかもしれません。

プロの皆さんならよくお分かりでしょうが、スクラップや中古品の価格なんて、様々な取引条件によって変化するもの。

表示している価格より、お客さんにとって安い価格での取引は信用に関わるから、ちょっと抑えた価格を表示するほうが良い・・・と私は考えるのですが、同業者の中には高値提示しておいて、「込み真鍮でダスト20%引き」とか訳のわからないことを言う輩もおります。

こんな時、「は?お前のところの商品より、キレイに仕上げてあるわ!」と自信を持って言えるように、日々努力は必要ですが・・・。


話が飛びました。

今日の時点で「記事一覧」には、農機具の取引例2件と、中古品(ミシン)の取引例1件が記載されております。

少し「くどい」解説になっている面もありますが、いろいろなレベルの方がご覧になるので、常に「初めて見る人向き」に仕上げたいと思っていますので、ご容赦を。


あ!今日は運転免許の更新だった!

明後日で私の運転免許は失効するのです。

ちょっと訳ありでギリギリになりまして…。

明日のブログでは、そのあたりにも触れましょう。それでは!
posted by デラざっぴん at 07:46| 愛知 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月18日

海外へ高飛び

今朝は朝4時半に自宅を出て、関西空港へと出発。

このブログをお読み頂いている頃は、すでに日本を離れていることでしょう。

皆様、長い間お世話になりました・・・。

遠い国から、皆様のご活躍を祈念申し上げております。






冗談ですよ!

高飛びでは無く、二泊三日の海外出張です。

また、女を連れての旅行でもありませんし、現地に女もいません。

仕事だけが目的の、真面目な海外出張です。これホント。


現地妻でも出来たら、写真付きでアップしますわ。

女に興味が無いわけじゃないけれど、今は、「女=面倒くさい」、「仕事=楽しい」ですので、色気より仕事のほうが大事。 

なお、海外事業が軌道に乗り、ビジネスクラスで定例の視察・・・てな状況になれば、現地妻を作ることを宣言しておきます!

面倒くさいことを消化するのも、男の甲斐性ですわな。


そんな訳で明日、明後日と、ブログを更新できるかわかりません。

ネット環境が無かったり、頭がアルコール漬けになったりと、様々な困難が予測されるためです。

ネット環境があれば、写真くらいはアップしたいと考えているのですが・・・。



さて、本日は他ブログからの取り込みテストを兼ねてのアップです。

デラざっぴん株式会社の社長ブログは、元々seesaaブログというのを利用しておりました。
それを弊社ホームページが取り込んでいるという仕組みだったのですが、ある時、取り込みに不具合が出ましてね。

それ以来、外部(seesaa)でなく、ホームページ(といっても、このホームページも元々ブログ用)にブログを書くようにしたという次第です。

諸般の事情で、

1.ブログを書くのは「seesaa」で、

2.ホームページでブログが読める

という形が都合が良いのです。

最近、ホームページをこそこそ手直ししているのを契機に、何とかこの形を復活させようと目論んでおります。


みなさんがこのブログを読んでおられるということは、一応テストは成功ということで。

この記事自体、seesaaで書き込んだものなのですが、ちゃんとホームページのブログと変わらない形でアップされています。

ちなみに、以前のブログはコチラです。

ホームページブログに載っていない、過去のものが読めますよ。
ちょっと恥ずかしいけどね。


さて、そもそも二段構えのブログを復活させようと考えた動機なのですが、

何度も言うように、自社のホームページ手直し作業を進める中で、同業他社のホームページ研究も進めておりました。

多くの方にホームページを訪問してもらいたいという意味で。


研究を進めていく中で、「情報をどこまで公開するか?」という課題につきあたりまして。


例えば、買取価格なんですが、ホームページ上の買取価格と実際の取引価格が同じかといえば、決してそんなことはありません。

当たり前ですが、通常は実際の取引時のほうが高い単価で買うことが多い。

手間やコストを考慮して、最低保障価格的な意味合いで提示していますから。

取引量がごく少量であったり、多少のダストを大目に見たりする余裕を持っての単価付けですわな。


弊社がホームページ上で、ギリギリの価格を出したとしたら・・・

仕入先でもある同業者各位に多大な迷惑をお掛けし、過当競争で超薄利な業界をさらに圧迫することになるでしょう。

弊社としても、お客さんの商品品質、仕分け、ダストなど、細かいことばかり言わざるを得なくなる。

ウチのお客さんは、スクラップが本業でない企業であったり、職人さんであったりと、一定の融通を利かすほうが喜んでいただけると考えています。

このようなお客さんに、サービス料を値引きする意味で、ホームページに記載の価格より安い単価での取引を続ければ、分っていても何か不信感を持たれることでしょう。

人間ってそういうものでしょう。


他の情報も同じです。

インターネットで貴重な情報を出せば、見てくれる人は増えるでしょうが、それ以上の数の迷惑する人が出てくる。

色んなページを見ていて、「オマエ、それは書くなよ!」と感じることも多く、そこらのバランスが難しいですねえ・・・。



同業者以外のお客様(一般のお客様)には、サービスを第一とする姿勢。

同業者のお客様には、義理・人情・サービス・単価の四つをバランス良く・・・かな?


とりあえず、2つの情報発信の場を持っておけば、一般の方と向けとプロ向けの情報の使い分けが出来るんじゃないかと考えて、古いブログを復活させることにいたしました。

・・・と言いながら、ブログを読んでいるようなコアなお客さんには全員に秘密度の高い情報を提供しても良いか?と考えたりして。

、迷い中です!
posted by デラざっぴん at 04:15| 愛知 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月10日

ギリシャ祭り

スクラップ・中古品の最新買取価格は、
デラざっぴん株式会社ホームページ
をご覧ください。


なお、過去(2011年分)のブログはこちらです。



日本時間の9日夜、ギリシャ政府は欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)などから第2次支援を受けるための前提条件となる緊縮財政策と構造改革について、連立与党3党と全面合意したと発表した。

この発表を受けて、NY時間にLMEの非鉄金属相場は上昇。

嬉しいかって? うん嬉しい。

その上、EU金融不安の緩和を受けて、為替も円安に触れました。

ダブル高やねえ。

こりゃあ、儲かってしょうがないな。


昨日と比べると、銅では一夜にしてキロ20円近く上がった計算になる。

1トンで2万円、100トンで200万円か。

100トンで中古のトラック一台分儲かった計算になるな♪


ああ、私が儲かったわけじゃありませんよ。

儲かった人もいるやろな〜という話です♪


ただ中長期的に見ると、ギリシャはユーロから離脱せざるを得ない可能性が強いと、私は見ています。

輸出産業が強いわけではないギリシャにとって、財政再建の切り札はユーロ圏からの離脱と自国通貨の切り下げ以外に無い。

いかに他のユーロ圏諸国やIMFをはじめとする多国間の枠組みが反対しても、民主主義国家である以上、国民の民意次第で国際的な約束など簡単に反故にされる。

これが現実やわ。

何時そのような動きになるかまでは予測不能だけれど、ユーロの枠内ではギリシャの再建はほぼ不可能。通貨の切り下げが特効薬という認識は、たぶんエライ学者さんや政治家も皆分かっているんじゃないの?

今回、第二次支援が行われるとすれば、最終的には傷口を広げただけの結果になるというのがホリグモンの読みです。


仮に予想が正確だったとしても、儲けに繋がる話でないのがツライところ。

せいぜい、EU金融危機は終わっておらず、全世界に波及する可能性もあるという認識を持ってフンドシを締め直し、堅実無比な仕事を続けるしかない、小さなスクラップ屋のオッサンです。

これをお読みいただいている皆さんも、過度な相場の上昇を期待したような仕事は止めましょうね。

戦の勝ち負けは世の常。

相場の勝ち負けは相場師の常ですので、勝って兜の緒を締め直しましょうや。


え〜と、今日は予定通り大阪での仕事になります。

14時くらいまでは営業先訪問や来客対応で、その後は名古屋の2営業所に設置する看板や、新しい会社案内の打ち合わせ。

今年はずうっと名古屋に張り付いて仕事するつもりではあるのですが、どうしても週1日くらいは大阪での仕事をしないといけませんね〜。

それじゃ、皆さん今日もがんばりましょうや!
posted by デラざっぴん at 08:08| 愛知 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月09日

2月9日

スクラップ・中古品の最新買取価格は、
デラざっぴん株式会社ホームページ
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なお、過去(2011年分)のブログはこちらです。



今朝朝一番は、愛知県愛西市の中部ヤードからです。

とりあえず寒い!

名古屋方面のドヤである津島市からヤードに来るまでの間、岐阜ナンバーの車は雪ダルマのような車ばかりでした。

岐阜はやっぱり雪が多いんですね〜。

津島市では、車載の外気温計が氷点下3℃を表示していましたが、雪は降っておらず、分厚い霜がフロントガラスにこびりついていただけで済みました。

今もパソコンのキーボードを打つ指が凍え、吐く息が白い状態です・・・。

こちらのプレハブ事務所は2棟連結の広いタイプなので、中々あったまらんのです。


ヤードの看板設置などのためヤードの写真撮影を済ませましたが、これから大家さん(地主さん)のところに行ってきます。

ヤードの造成や改造工事に関蓮して、電線の移設などを行いましたので逐一報告だけはしておかないと。

「好きにやって」とは言っていただいていますが、京都人の血が流れる私としては、「真に受けない」習慣が根付いているのです。

本音と建前が違うのが当たり前なのが京都人です。ちなみに地主さんは根っからの尾張人(?)。


私は大阪商人(?)の子である父の影響が大きく、京都人とはあまり馴染めない京都生まれの京都育ち人ですな。

爺さんの代に、先祖代々の地である福井県高浜町から大阪へ出て、当時は船場で繊維関係の商いで結構裕福だったそうな。

前の大戦で全てを失ったという、残念ながらどこにでもある話ですわ。

かつて一般市民の生命財産を奪い、子供に機銃掃射まで行ってくれたアメ公に対して、我が家には強い反米思想が根付いております。ハイ。


なんの話だ?


ああ、今日の予定を書こうと思っていました。

午前中は中部ヤード、午後からは名古屋営業所へと移るのが今日の予定です。

明日金曜日は午前中に大阪のお客さんの所を訪問し、午後からは本社に来客があるので、その対応です。

名古屋にもお一人来客予定があることが判明したのですが、すいません。

大阪のお客さんが先約だったので私は大阪本社へ戻り、名古屋は右腕のすずしげ君が対応させて頂きます。


そういえば、最近は自動車の廃バッテリーの持ち込みや引き取り依頼が多いですね〜。

やはり急激に寒くなったので、バッテリーのトラブル、交換が多いからかな〜。

同じく給湯器・湯沸かし器スクラップも多いですね。

例年は冬の初めが多いような気がするのですが、皆さん溜め込んでおられたのかな?

バッテリーも給湯器も、一個・一台から10トン車単位まで取り扱います。

一個・一台単位の買取価格が、当社ホームページに記載の価格です。

まとまった数になれば、おそらくどこにも負けない単価を出しますよ。


当社が所属するグループには自社ヤード内に保税区を持ち、外航船一隻単位で海外へと販売する会社がありますので、日本国内の最終までを自グループで取り扱っていますので、国内最強の単価が出せます。

ホンマでっせ〜。

日本人、嘘言わない。

時間に正確。約束守る。


ふと思い出しましたが、外国人バイヤーと話をするとき、結構上記のようなことを私は言いますね。

「私は日本人。嘘は言わない」と。

結構信じてくれて、信頼関係が築けるような気がしますよ。もちろん、本当に嘘は言いませんし。

商売の駆け引きというものがありますので、ケツの穴を見せるようなことは出来ませんが、言いたくないことは嘘を言うのではなく、言わないだけ。

こんなスタイルで貫いています。


ああ、もうこんな時間か。出かけるとしよう!
posted by デラざっぴん at 14:46| 愛知 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月26日

年末12月27日の日記帳

スクラップ・中古品の買取価格表は、

デラざっぴん株式会社ホームページ

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あっという間に年末を迎え、弊社の年末業務も佳境に入ってまいりました。

この時期は、お得意様の年末引き上げと、何かしらの急な依頼が入ってきます。
従いまして、イヤでもバタバタとするものです。

今年は29日の昼夜連続で、中古品のコンテナ出荷も行いますので、年内営業最終日である30日までバタバタすることが目に見えています。

とは言え、粗相のないように年内を乗り切らないといけませんので、少々緊張(?)しております。

私個人としては、27日月曜日が三重県中南部のお客様の最終引取、火曜日が富山県のお客様の最終引取が予定されていますので気合十分!

…と言いたい所ですが、今月初旬に痛めた左肩を、土曜日に再び痛めまして…。
何をやって痛めたのか、あまり自覚がないのですが…。

おそらく、銅スクラップの入ったフレコンを引っ張った時か、真鍮の入ったドラム缶を転がした時か、ステンレスの箱を引っ張っていた時か…

どれもこれも、数百キロを人力で動かしていたときですので、良く考えれば体に大きな負担がかかりますわな。

今回は軽い怪我ですが、全力での力仕事は…ちょっと無理ですね。

そんなに重いものは持てない状態です。

まあ、これから年末までは、長いお付き合いのお客さんばかりですので、ノンビリと気楽にやりますわ。

中には、「オレ、荷物持てないから、勝手に積んどいて」位のふざけたことを言えるお客さんもおられますので、怪我をした悲壮感は無いのが救いです。


ただ、やっぱり年なのかなあ?

自分の中では、前回怪我をしたところは既に完治しているイメージだったのですが、直りきっていなかったんですね〜。

自分のイメージと体が一致しないのは体が老いた証だと思います。

学生時代は本格的にラグビーをやっていて、社会人になってからも、いわゆる草ラグビーを楽しんでいました。

ただ、今から10年前の30歳位のころに、草ラグビーでさえ怪我をするようになりましてね。

「おかしいなあ〜」と思っていたのですが、ある時、仲間に「あんな体勢でやると、そりゃあ怪我するよ」と言われまして。

自分のイメージしていた体勢と、実際の体の動きが、アンマッチだったんですね。

これで引退(?)を決意し、以後一切やってないのです。


今回は、これを機に、スクラップを扱う現場仕事から引退するか…


なんて夢みたいなことが叶うはずもなく、弊社のような小社では、まだまだ体に鞭打って現場で仕事しないとね!

体のメンテナンスだけは、グループ(?)会社の、腕の良い柔道整復師の先生がしっかりやってくれるので助かっています。
日曜日だと言うのに、しっかりと手入れして頂きましたので治りは早いと思います。

まあ、年内あと数日、私と同様に体を痛めておられる方や、体調のすぐれない方も大勢いらっしゃることでしょう。

無理は禁物ですが、年末の繁忙期ですので、お互いに頑張りましょう!



posted by デラざっぴん at 20:39| 愛知 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月24日

今日はクリスマスイブ

スクラップ・中古品の買取価格表は、

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今日はクリスマスイブですね〜♪

って、何の興味も予定もありませんけどね。

昨日、街をトラックで走っていると、チンタラノンビリ走ってたり、車内でイチャついているカップルがいたりと、クリスマスが近いことを感じさせる雰囲気はありましたが…。

印象的だったのは、愛知県小牧市の小牧インター付近で、ラブホテルから急に飛び出してきた車。軽四だったのですが、ヒヤッとする飛び出しをしてきてノロノロ運転。挙句の果てに信号待ちでチューしたり、デジカメで記念撮影しており、青信号になっても出発を忘れる始末…。

「こいつ、しばいたろか?」と少々立腹しながら、車を再度確認すると何と「大阪」ナンバー。
「何で小牧に大阪ナンバーがおるねん?」

「大阪」ナンバーというのは、弊社本社がある高槻市を含む、大阪市より北部の所轄です。
弊社も大阪ナンバーの車を何台か所有しているのです。
つまり、ご近所さんですね。

何だか、余計にムカついてきまして。
いつもなら「プッ」と短くクラクションを鳴らして青信号になっていることを前車に知らせるのですが、運転席の窓を開けて顔を出し、「コラァ!さっさと走らんかいワレ〜!」とストレス発散。

声が聞こえたのかどうかは知りませんが、揉め事無く、無事に急発進していただきました。


今日はイブですので、夕方以降は大渋滞になるのでしょうね〜。

最近のイブで印象深いのは今から2年前のイブの日。

静岡県まで出張引き取りに赴いていたのですが、大渋滞に巻き込まれて名古屋に戻れたのは夜遅くになってからでした。

今なら高速で帰るでしょうが、リーマンショック後のドン底であった当時は、普通雑品の売値が10円/g以下、空調で40円/kgとかでしたので、積荷の利益を考えると、到底高速道路を使用することが出来ずに、涙を呑んで1号、23号線で帰社していたのです。

クリスマスに浮かれる街を見ながら、年越しや先行きへの大きな不安を覚えて悲しくなってきた記憶があります。

あれから2年経ち、昨日も相変わらず250kmの道のりを一般道で帰ってきたものの、目的は経費削減や利益の拡大であって、「高速に乗れない」という状況では無いことに感謝しています。

私「個人」は相変わらず貧乏シメッタレですが、「法人」は少しずつ体力・余力を付けて来たように思います。

年明け1月末で決算を迎える弊社ですが、来期から多少「個人」も潤うようにしましょうかねえ?

「個人」というのはスタッフ各位や株主、私も含めた様々な関係者全員のことです。

まだまだ体力不十分な会社から吸い取るわけにはいきませんが、多少はバランスも取っていかないといけませんしね。


あっ、クリスマスの話でした。

私の家庭には3人の子供がいるのですが、サンタさんを「信じる派」2人と「信じない派」1人の状況です。

「もうクリスマスプレゼントなんて要らないだろう」と考えていたのですが、末っ子はまだ5歳なんで、もう少し夢を持たせてやろうということで、一応プレゼントを手配しておきました。

そこで気付いたのですが…、サプライズで、嫁にも何か準備するくらいの気配りがあれば、私も一人前なのになあ。

でもねえ、嫁に「何が欲しい?」なんて聞いても、「金(カネ)!」と即答する、味気無い古女房ですので意欲は低いのです。

そこは堪えて、明日の朝に嫁が目覚めたら、プレゼントが置いてある位のことをやってみましょうか。

安くて気の利いた贈り物で、今から夕方までの間に、名古屋・大阪間で調達できるもの…

誰かアイディアがあれば教えて下さいね!

posted by デラざっぴん at 08:36| 愛知 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月20日

週末は中古品出荷でした

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先週土曜日と昨日日曜日は、中古品(自転車)のコンテナ積みでした。

一気に2本のコンテナを出荷したのですが、「まだまだ大量に在庫ありまっせ!」状態です。

とりあえず年内にあと2本くらいはコンテナを出荷しないと、商品保管場所が十分に確保できませんので、急ぎ出荷する予定です。

「もう自転車要りません」との言葉が口から出そうになるのを、かろうじて堪えながら荷受しているのですが、大量のお引き合いはお断りせざるを得ないのが実情です。

様々な商品をお持ちいただくお客様のためにサービスでやっているのですが、あまりの薄利に嫌気が差すこともしばしば。

細々と少量は取り扱って行きたいとは考えております。

そういえば、今回はベテランアルバイトを連れてきて作業してもらったのですが、ビックリするほど早かったなあ。

ほぼ半日でコンテナ1本積んじゃってましたよ。

その技術と体力には驚くばかり。

「彼らが当社のスタッフだったら、自転車とか家電のコンテナ出荷は安心して任せておけるな〜」と呆れながらも感心しました。

まあ、私のようなオッサンは、体力ではとてもかないませんが、他のことでチカラを発揮して利益をもたらすほかありません。

それが出来なければ淘汰されるだけですからね。


さて、こんなニュースを見つけました。

新日鉄住金ステンレス(NSSC)は15日、錫(Sn)を0・3%添加することによりニッケル、モリブデン、銅を含有しない16%クロム系ステンレス「NSSC―FW2」を開発・商品化したと発表した。一般的なステンレスであるSUS304と比べ加工性が高く、耐食性は同等以上という。レアメタルを40%削減した省資源型高耐食ステンレスとして、SUS304(18%クロム―8%ニッケル)からの代替を狙う。


という記事ですが、要はレアメタルを削減した、ニッケルを含まないSUS304の代替品が開発されたというニュースのようですね。

スクラップ屋としては大変気になるニュースです。

まあ… この新商品は磁石に付くのかな? 付かないとしたら検収どうしよう? などの素朴な疑問も沸いて来る訳です。

新商品がスクラップで出てくるのは大分先のことだから、とりあえずそれは置いておいて、少し前には、レアメタルを全く使用しない新型モーターが開発されたというニュースも出ていました。

今のトレンドは、レアメタルを使用しない、あるいは使用量を抑えた新素材の開発にあるようです。

となると、レアメタルはもちろんのこと、他の資源の中にも、需要減退から価格下落に向かう金属も出てくる可能性があるということですね。

希少金属で勝負をかけるとリスクも大きいということなのかな?

まあ、どこにリスクが潜んでいるかというのは分かりにくいものですね〜。

先程のステンレスの話にしても、ニッケルを含まないステンレスが主流になったとして、ニッケルの需要減少により相場か下降するのか、それとも相場には影響が無く、将来はSUS304のような古いニッケル含有ステンレスが貴重なスクラップということになるのか…

色んなことを考えながらも、年末も押し迫っていることですので、今週も頑張って仕事しよ!
posted by デラざっぴん at 07:00| 愛知 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月17日

冷え込んできましたよ

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昨日は今年一番の冷え込みになったようです。

北陸道や東海北陸道ではチェーン規制も実施されており、私も今年初の雪道走行になりました。

去年に比べると、本当に雪が少ないな〜とは感じています。

昨年は、どこが道だか分からない状態で、まさに暗中模索しながら目的地へ向かうことが何度もあったのですが、昨日なんかは路側帯や、ちょうど両輪の間になる部分で積雪している程度でしたので、楽勝楽勝。

昨年の教訓から、やや早めの11月最終週にはスタッドレスタイヤを交換していましたので、安心して走行することが出来ました。

ただし、弊社の車両のうちスタッドレスタイヤを装着しているのは一台だけです。

通常、大阪や名古屋近郊を走るのにスタッドレスタイヤは不要なんです。

数年に一回程度、大阪や名古屋の都市部でも積雪することはあるのですが、そんな時のためにスタッドレスタイヤを準備するのはもったいない。

積雪した場合には日程を変更することを基本とし、最悪の場合でもタイヤチェーンで対応するのが効率的というものです。

本格的に北陸地方での引き取り業務を始めたのは昨年春でしたので、まだ2回目の冬なんですが、やはり雪国で仕事をするならスタッドレスタイヤは必需品だなと改めて痛感した昨日でした。


さて、
こんな記事が出ていました。

リンク先の記事を見ていただくと分かるのですが、

2010年10月、環境省は都道府県や政令市に管内市町村に指導を要請する通達を出した。そこには「無料で引き取る場合や著しく低廉な価格で買い取る場合でも、廃棄物の疑いがある場合には報告の徴収または立ち入り検査を実施すること」とある。

というものです。


まあ、その後の記事を読んでいても、意味不明です。
意味不明な理由は、環境省の目指すところ、目的が明確でないからですね。

1.消費者保護の観点から、悪質廃品回収業者を排除するのが目的?

2.日経エコロジー編集部作成の図からも明らかな通り、消費者のコストパフォーマンスとしては最悪の選択である、家電リサイクル法に基づく処理フロー以外の流れを排除するのが目的?

3.金属資源の海外流出を防ぐのが目的?


まあ、あれもこれもと欲張って強引に論理を構成しているから、訳の分からない話になるのかもしれませんね…。


環境省内でも温度差があるという話が救いですが、悪質廃品業者から消費者を保護する対策が最優先だと私は考えます。

弊社のお客様でも廃品回収業者の方がいらっしゃるわけですが、大多数の善良な回収業者の方が、一部の悪質業者のために大変迷惑しているのです。

この話、環境省とはほとんど関係の無い話ですわ。


廃品回収業者が不法投棄に一役買っているような書かれ方してますが、そうですかね?

いわゆる「無料回収」の会場には、「一般市民」が持ち込み禁止の物品を多く不法投棄して行きますし、モノを盗んでいくこともしばしば。

真面目な業者からすれば、「人のためになる仕事をして」「心ない人から損害を与えられ」「最後に悪代官がやってくる」

こんなことになるかもしれません。


私自身は、「他人様に恥じるような行為は一切やっていない。わずかだが他人様の役に立っている」という誇りと確信を持って仕事をしていますので、因縁をつけてくる輩が出てきたら、徹底的に戦う心構えです。

posted by デラざっぴん at 08:18| 愛知 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月15日

今年はもうブリを食べなくてもいいや

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12月3日に負傷(脱臼)した傷も癒え、現場復帰しているホリグモンです。

療養中に、ついでだからと抜歯した親知らず(跡)の箇所は未だに痛み、特に晩酌でアルコールが入ると血行が良くなるのか「ズキズキ」とします。

「酒もタバコも控えてください」と歯医者には言われていますが、なかなかねえ…

特に月曜日の夜は、某地へ出張して一泊したのですが、夕食には「ブリづくし料理」をいただきました。

大量の刺身から始まって、巨大な塩焼き、ぶり大根、ぶりのしゃぶしゃぶ と、脂の乗った旬のブリをフルコースでいただきました。

となれば… 日本酒がお供になるわけでして、1時間ほどで一升と四合ほどを2人で飲みつくしてしまったんですね。

料理に酒に大満足だったのですが、あまり歯には宜しくなかったようで、未だに腫れが取れずに苦しんでいる次第です。


さて、話は変わりますが、昨日は久しぶりに旧友が名古屋営業所へとやって来て面談。
前日に電話を受けており、要件は聞いていたのですが、来年行われる選挙への関与(?)依頼でした。

かつて私が仕切った選挙の中で、「予算300万円の参議院選挙」というものがありました。
実際には、公費で助成される部分があったりしますので、それ以上の費用を要しているのですが、まあ自己負担分が300万円とお考え頂いて宜しいかと…

冗談交じりに「300万円の予算で参議院選挙を乗り切ったオレの手腕を買っているのか?」と尋ねると、否定はしていたものの、組織・団体の支援がゼロに等しい候補(予定)者の支援の話だったので、似たようなところでしょう…。

個人的には応援したいが… 現実には色々とあるので… ねえ。


7〜8年前だったか、総予算(推定)1億円超の選挙もありましたな。
この時は全て某組織の支出でしたが、「すごいな〜。選挙ってこういうものか」と感心させられましたね。

「カネで票を買う」という行為は、法的にも出来ないわけですが、「カネで票を作る」という行為は可能なわけです。

大量の人員を投入するだけでも、戦いは有利に進行するわけですからね。

「選挙戦」という言葉がよく使用されますが、まさに「戦」です。
元総理の著名秘書さんが、「選挙戦とは人殺し以外、何でもアリの戦いである」とおっしゃっていましたが、まさにそんなところでしょうか?

一喜一憂しながらも、それなりに楽しく夢を持って仕事に励んでいる状況から、一時的であれ、再び権力闘争の場へ身を投じるのは…

関わらないで済めば、それに越したことは無いのですが、当社が仕事をしている(公共工事には一切関係ありませんよ!)愛知県あるいは名古屋市での話ですので、場合によっては知らん顔をする訳には行かないかもしれませんね。

まあ、弊社業務に影響を及ぼすようなことは絶対にございませんので、ご安心下さい。




posted by デラざっぴん at 08:45| 愛知 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月10日

現在の相場に対する考え

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LME銅相場が暴騰しています。

銅相場は昨日はついにトン当たり9,000ドル超え、今朝は少々割り込んだ水準かと思いますが、ほぼ過去最高値圏といえる状況です。
この円高状況ですので、日本円換算した数値はさほどではありませんが、現在過去最高値圏にあるというのは重たい事実です。

ただし、あまりに急な上昇であり、実需に基づくものでないですし、ニッケルやアルミ、亜鉛や鉛などの他の非鉄金属と比べて突出して銅の値上がり幅が大きいことから、投機マネー流入による一時的な相場変動であるのは間違いありません。

長期的な動きはともかくとして、短・中期的には利益確定の動きと同時に、少なくとも一時的には大幅下落が待っているのもほぼ間違いありません。

また、想定しうる今後の上昇幅も、最大限期待してトンあたり10,000ドル程度のラインと現相場と比べて10%程度と考えられるため、「リスクは大きく期待は小さい」状況と考えています。


…とまあ、頭の中はこんな状況ですが、実際の売り買いは別です。

売りを確定させてから買ったり、多少は堅実に行かせていただきますが、ギリギリの最高値での大口売買も積極的に行っております。ハイ。

商売ですので、何が本当の腹の内かは秘密です。
というより、自分でも分からなくなってきましたが…


え〜、先週末の怪我(脱臼)のため、今週は現場に出ずに様々な雑事をこなしたり、営業に専念したりしているわけですが、ついでだからカラダのメンテナンスもしようと思い立ち、今回は歯の治療を行っております。

幸いにも強い歯に生んで頂いたお陰で、現在まで虫歯の治療痕がゼロという状況で、最後に歯医者に行ったのも15年前で、それ以来歯医者の世話になっていません。

現在も歯が痛むわけではないのですが、15年前に「親知らず」が痛んで抜いてもらったときに、左側上下2本だけ抜いて右側を抜かずに放置してきたことや、比較的近けで2年前に義理の弟が歯科医院を開業したことなどもあって、とりあえず検査に行ってきました。

検査に行った主たる目的は、当社スタッフの一人を診察させることだったのですが、こちらは…色々と問題が多かったですわ。

クソが付くほど真面目で職人気質の歯科医師と、クソが付くほど頑固で思い込みの激しい(?)患者のタイアップですので、面倒くさいったらありゃしない…

まあそれは置いておいて、私は長年放置していた右側「親知らず」を抜くことを決意して、昨日ついに決行し、右上の歯は約一分で処置終了。

下の歯はレントゲンで見ても横向きに生えていたため、ある程度難儀することが予想されていたのですが…

結果から言えば、1時間30分以上かけて、結局露出している部分を切り取ったのみで、根っこは抜けませんでした。

精一杯やってくれたんですけどね。骨に引っかかっているやら何やらで抜けませんでしたわ…。

ま、総計2時間近くに及ぶ治療でアゴはガタガタ、口の皮まで擦り切れて、抜歯によるダメージも大きく、昨日から口を利くのもおっくうになっているのは間違いありません。

徐々に腫れが酷くなっているので、今日あたりは全く口を利けないかもね?

昨夜は昼ごはんに素うどん、夕食は素ラーメンを飲み込み、何ヶ月ぶりかに一杯のビールも飲まずに寝ましたがな…

本当に歯医者なんて行くモンじゃあないよ。

でも、同じ行くなら歯が痛む前に行った方が苦痛は少なくて済みますからね。


何か私の義弟の腕に疑念を抱かせるような話になってしまいましたが、歯が抜けないのも痛いのも当たり前のことで、歯科医師に問題があるわけではありません。念のため。

彼は某国立大学を卒業後、各地で地道に真面目に修行を積み重ねて来ています。
先述の通り、クソが付くほど真面目で職人気質ですので、商売人としては問題がありますが、歯科医師としての技術は一流です。

今時は当たり前になってきた事前説明もしっかりしていますし、親族であることを抜きにしても信用できますよ。

設備も最新のものを使用し、衛生士さんもベッピン揃い…かどうかはマスクをしていたので確認できませんでしたが、自信を持っておススメ出来ますよ。

京都の向日市ですけどね。
信用出来る歯科を探しておられる方がいらっしゃったら、ご紹介いたしますよ。
posted by デラざっぴん at 06:54| 愛知 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月08日

LME資源価格高騰

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昨日のLME市場は大幅上昇となり、為替が円安に振れたこともあって、銅の円換算では一夜で+16円/kgを超える高騰となりました。

資源価格の上昇は、自分の商売にとって良いのか悪いのか。
最近、素直には喜べないようになってきました。

レートの安い博打から、レートの高い博打に移行しているだけで、価格上昇が利幅上昇にあまり結びつかないんですよね…

仮に5%の利幅を取った仕事をしたとして、100円/kgなら5円ですが、200円/kgなら10円。
こんな仕事ができれば、相場上昇=利益上昇になるのですが、最近は200円/kgになると5%だった利幅が3%になって、利益の上昇幅が小さい… というような状況にあるような気がします。

多くの資本(仕入れ資金など)を使う必要が出てくるのに、利益の上昇幅が低いというのは非常に面白くない話です。

リスクが大きくなれば、リターンも大きくならないと…


さて、ボヤキはこのへんにして、今日12月8日は何の日かご存知でしょうか?

今から69年前の1941年12月8日、日本は米英に対して宣戦布告し、対米英戦争に突入した記念日です。

「それがどうした?」と聞かれても困りますが、とにかくそういう日なの。

前の大戦で日本は「連合国」相手に戦争したというのが教科書的な回答ですが、「対米戦争」あるいは「対米英戦争」というのが実態に近いかと思います。

戦勝国から見た世界観あるいは自虐的な観点から前の大戦を語る人は大勢いらっしゃるので、あえて逆の観点から語ると「白人、特にアングロサクソンに対して、正面戦争で真っ向から立ち向かった歴史的快挙」
の記念日ということで如何でしょうか?

「敗戦」という結果に終わりましたが、この歴史的快挙に対する賞賛は、旧朝鮮、台湾も同じく享受することが出来るものです。

こういう考え方は少数派でしょうね〜

でもね、今の韓国・北朝鮮の皆さんも、日本と一緒になって強大な白人国家と正面戦争してたんですよ。
負けはしましたが、結果、世界中で白人植民地から独立し、多くの有色人種国家が誕生したじゃないですか。

長い世界史の流れで見ると、極めて有意義なものであった… と私は思っていますよ。

「小日本」に支配されていた暗黒時代と捉えずに、共に世界を大きく変えた時代との見方もして頂きたいのですが…


今日も変わった(イカれた?)ことを書かせていただきましたが、最近ホームページのブログ更新機能の調子が悪いんです。

従来はseesaaブログに文章を投稿して、ホームページでは外部ブログ参照 という方法を取っていたのですが、しばらく両方に投稿しようかと思います。

ホームページで見ていただいた方にとっては、何日分も一気に更新されたように感じられるかもしれませんが、ホームページ不調によるものですのでご了承下さい。
posted by デラざっぴん at 00:00| 愛知 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月07日

怪我療養中につき、ゆっくりブログ更新

スクラップ・中古品の買取価格表は、

デラざっぴん株式会社ホームページ

をご覧ください。



昨日はLME市場、為替水準ともに大きな変化無く、前日比同水準の状況です。
銅だけでなく、ニッケルや鉛などの相場も高水準に戻してきていますので、弊社もそろそろ在庫処分の時期かな?

先週、ピカ銅から込真鍮、被覆銅線まで、銅系統の在庫をほぼ全量売却しましたので、あと気になるのはニッケル含有の「ステンレス」スクラップと、鉛含有の「自動車バッテリー」スクラップです。

どちらも諸般の事情により、売却の好機を逃してきて、3ヶ月程度在庫のまま暖めて(?)きた商品です。

特に自動車バッテリーは… 
先々週だったかな?
「そろそろ売却を」と思って、付き合いのある国内精錬所へ搬出準備を進めていたところで「本日より6円/kg下げ」の通告があり、一旦積み込んだ荷物を降ろしましたもんね。

心情的に年内には一回在庫を処分してしまいたいし、現状の水準であれば、まずまず売却の好機かと思っています。
相場で一発勝負もしてみたいけど、自社の体力を考えると、今は小幅でも確実にコツコツと利益を積み上げるべき時期だと考えております。


話は変わりますが、2011年度税制改正の論議が新聞紙上を賑わしています。
地球温暖化対策を名目にした環境税創設から、法人税の税率引き下げ、高所得者の配偶者控除廃止など、身近なものから自分には全く縁のないものまで色々とあるわけです。

先週臨時国会が終わり、これからクリスマス頃までの間にかけて税調(税制調査会)の本番を迎えるわけです。
政権交代前の2年前まで、12月初頭に臨時国会を終えるとすぐに議員会館から直接成田へ向かい、海外バカンスへ出かけていた民主党議員諸氏がどんな改正をされるか楽しみです。

野党時代に勉強不足で遊んできたにもかかわらず、政治主導なんて無理を言うものだから、そりゃあ数々の問題が露呈してきますわ…

私も勉強不足の素人ですので、難しいことは分かりませんが一つだけ確信があります。

「古今東西を問わず、善政とは減税なり」


この大前提となる理念だけは崩すことなく、現実と調整していかないとしょうがないと思います。
戦後一貫して、減税を志向した政策は取られてきたわけですが、相反して支出を増やすバラ撒き的政策も取られてきたために、今日の膨大な財政赤字があります。


弊社は実質名古屋の会社ですので一言…

「信長公が戦国の覇者になった原因は、中世からの通行税やショバ代などの重税を廃止する、大減税による経済政策が一番」


今、法人税の実効税率が40%として、その他に固定資産税、軽油税、自動車税、消費税などなど、様々な税金を加味すると、軽く60%以上、ひょっとすると70%くらいは税金関係に消えているんじゃないですか?

これって、昔風にいえば「六公四民」「七公四民」ですね。
「五公五民」を超える年貢は悪政の象徴とされてきたことを考えると、現在は悪政の極みにあるわけです。

そろそろ一揆やで。

ま、政治家が悪いんじゃなく、「税金払うのはイヤだ〜。もっとカネよこせ〜」という国民が多いのが問題だと思いますけどね。

民主主義は現在の人類が知る一番「マシ」な制度だと言われますが、税金を払うどころか施しを受けるだけの人間も、多くの税金を納めるだけの人間も、平等に一票という政治的な力しか持たないのが最大の欠陥の一つでしょうね。

今の世の中、金持ちより貧乏人のほうが多く、多くの票を持っているんだから、どうしてもバラ撒き重視の政策になり、国の借金もドンドン増えていかざるを得ないでしょう。

解決策は…

どうしても危険な選択しか思い浮かびませんね…
危ないご時勢になってきたもんです。



posted by デラざっぴん at 08:31| 愛知 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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